電子書籍サービスで漫画をダウンロードできるのってありがたいよね!電波の届かない地下鉄とか部屋の隅とかでもサクサク読めるって本当に快適だもん♪

そこで気になったのが、電子書籍の漫画を1冊ダウンロードしたらどれくらいの容量を食うのかというところ。という訳で調べてみましたのでご紹介していくね!
データ計算の基本
端末の保存容量に〇GBという表記がある。1GB(ギガバイト)は正確には1024MB(メガバイト)だけど、ここでは分かりやすいように1GB=1000MB・1MB=1000KBで計算していくよ。
電子書籍の漫画の1冊のデータ量はどれくらい?

コミックスのデータ量に関しては、「やっぱり電子書籍サービスを運営している会社に直接聞いた方が早いんじゃないの?」と思い、まずは各社に問い合わせしてみた。
電子書籍サービス各社に聞いてみた
問い合わせの内容は各社共通で以下の通り。

電子書籍の漫画をアプリでダウンロードして読むことを検討しているのですが、スマホの残りの容量が少ないのでダウンロードした際のデータ容量が気になります。漫画1冊あたりのダウンロード時のデータ量を教えていただけますでしょうか?ジャンルごとにお教えいただければ幸いです。
少年漫画・・・〇〇MB
青年漫画・・・〇〇MB
少女漫画・・・〇〇MB
女性漫画・・・〇〇MB
TL漫画・・・〇〇MB
BL漫画・・・〇〇MB
オトナ向け漫画・・・〇〇MB
以上、お手数をお掛けしますが何卒よろしくお願いします。
このように問い合わせすると当日にスグに回答があったのが4社(eBookJapan・BookLive!・コミックシーモア・DMM電子書籍)。翌日に1社(honto)だった。
eBookJapanの回答
なお、各書籍詳細ページ内に「ファイルサイズ」を記載しておりますので、お手数ではございますが、ご確認くださいますと幸いです。
一番最初に返事がきたのがeBookJapan。
各書籍詳細ページの「続きを読む」をクリックするとページ数やファイルサイズが載っている。
BookLive!の回答
BookLive!は漫画以外の書籍もかなり充実しているので仕事や勉強のために利用している人も多いサービス。でも1冊あたりのファイルサイズは書籍詳細ページにも載っていなかった。実際にダウンロードして残りの容量から判断するしかないみたいだね。
コミックシーモアの回答
BookLive!と同様の内容だった。
DMM電子書籍の回答
こちらも同じく。
hontoの回答
詳細ページ下段に「対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズ」右の「?」をクリックすると、対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズが表示される。
結論
どの電子書籍ストアも内容としてはほぼ同じ回答だっやよ。やっぱり自分で各作品の詳細ページで容量を確認する必要があるみたい。
という事でボクが実際に容量を調べてみた結果を載せてみた。
実際の漫画の通信データ量は?
電子書籍サービスによって圧縮サイズや方法、解像度が異なるので大幅に数値も変わっている。
例えば、Kindleの場合、少年漫画1冊の平均は5~90000KB。言い換えれば5~9MBしか使わない。しかし、e-BookJapanやBookLive!などは40~70MB消費するんだ。
e-BookJapan | Kindle | |
HUNTER×HUNTER モノクロ版 (35) | 45.2MB | 5.1MB |
ちはやふる (37) | 66.8MB | 8.8MB |
ヲタクに恋は難しい (5) | 65.2MB | 8.4MB |
恋愛なんてゆるしません! | 132.3MB | 17.1MB |

このようにKindleは例外的に軽いので、ここではKindle以外の電子書籍サービスのデータ量を漫画のジャンルと発行形式に分けて紹介する。
- 少年 40~60MB 【HUNTER×HUNTER モノクロ版(35)45.2MB 】
- 青年 50~130MB 【キングダム(48)62.6MB】
- 少女 30~100MB 【ちはやふる(37)66.8MB 】
- 女性 60~140MB 【ヲタクに恋は難しい(5)65.2MB 】
- TL 10~150MB 【ホリデイラブ~夫婦間恋愛~(6)112.1MB 】
- BL 30~150MB 【恋愛なんてゆるしません!132.3MB 】
- オトナ系 100~200MB
このようにかなりバラツキがある。これは、解像度・カラーの有無・ページ数によるものと思われる。コミックのジャンルによって容量が変わるというものではないみたい。

単行本形式か漫画雑誌形式かで大まかな容量は決まってくる。
- 漫画雑誌 230~280MB
- 単行本(400円前後) 30~70MB
- 単行本(600円~)70~150MB
ちなみに「週刊少年マガジン 2018年 11号」[2018年2月14日発売]は253.7MB、「ヤングマガジン 2018年11号」 [2018年2月10日発売]は222.8MBだったよ。
週刊少年マガジンやチャンピオンなどの漫画雑誌は10GBでたったの4冊、一般的な少年・少女漫画の単行本なら10GBで15~20冊が目安だね。
一般的なコミックの約200ページのPDFと考えるとまぁまぁ軽いのかなとも思えるけど、16GBの旧型iPhoneユーザーならダウンロードはかなり厳しい。というかほとんどできないんじゃないかな。
16GBって言っても本体が4GB程使うし、他のアプリのデータなども考えると使える容量は数GBしかないからね。


さいごに・・・
今回は電子書籍の漫画を1冊ダウンロードしたらどれくらいの容量を食うのかをリサーチしてみたよ。
電子書籍漫画1冊あたりのデータ量は
- 漫画雑誌 230~280MB
- 単行本(400円前後) 30~70MB
- 単行本(600円~)70~150MB

Kindleはデータ圧縮技術に力をいれているので、その他の電子書籍サービスの約1/10で済む。でも漫画に特化している訳ではないから読みたい漫画があるかどうかと1冊買取り制で良いかどうかが選ぶポイント。
電子書籍で漫画を読む場合、そのサービスが得意としているジャンルや冊数、アプリの使い勝手も重要な要素。電子書籍の漫画をダウンロード保存してオフラインでも読めるストアをまとめた記事もあるからぜひ参考にしてみてね♪
>>電子書籍のコミックをダウンロード保存してオフラインでも読めるストアはどこがいい?
てことで今回はこの辺で!じゃあね!バイバイ♪